カモ~~~ン~ヌ!・3

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・3
一郎「お願いします
」
透明「それじゃぁ~
」
一郎くんの木人図にアクセス
一郎くんのこれまでの出会いと、
縁を遠ざけている原因を調べてみます
透明「・・・・・・・・。」
一郎「・・・・・・・・。」
透明「・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・。」
一郎「・・・・・・・・・・クイッ
・・・・・・・・・・クイッ
・・・・・・・・・・クイッ
」
透明「・・・・・あ、あの、一郎くん
」
一郎「はい
」
透明「さっきから、両手をクイクイしてるのは、
なんなの
気になって集中できないんだけど・・・
」
一郎「あっ
すみません
一応、こちらでも、原因カモン
原因カモン
って、念を送っていたんですけど・・・。」
透明「うん
新しいね
でも、いらないから
そういうのは、心のなかでやってね
」
一郎「はい
」
透明「・・・・・・・・・・・・。
(や、やばい
・・・心の中で、さっきのを
やられていると思うと・・・笑いが・・・
いかん
いかん
真剣にならないと
一郎くんは、悩んでるんだから
)」
そう思えば思うほど、笑えてくるのが人間・・・
かなりの葛藤をへて、やっと状況を冷静に見られる
ようになったのは、3分後だった・・・。
透明「・・・・・・・・・。」
一郎「・・・・・・・・クイッ
」
ちょっとだけ、指が動いてるぞ
まだ、心の中でやってるのか

透明「ふ~~~~っ
」
一郎「先生
来ましたか
」
透明「来ない
」
一郎「ええ~~~~~っ
」
透明「一郎さんの動きで集中するのが遅くなった
けど、ちゃんと見たから、間違いないはず
」
一郎「
」
あの滑稽さは、本人にはわからないんだろうなぁ~
透明「正直、邪魔をしているものは、無さそうなんだ
」
一郎「それって、どういうことですか
」
透明「う~ん
・・・でも、この状態はおかしい・・・。
何か、原因があるはずだから、少し話を聞かせて
もらえるかな
」
一郎「はい
」
何だろう
何かを見落としている気がする・・・。
続く・・・。
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