親睦かい(会)?・10
親睦かい(会)・10
光秀「それでは、そろそろ本題に入りましょう」
透明「(本題)」
信長「そうだったな
先生単刀直入に聞くが
教祖にならんか」
透明「ぶっげほげほげほげほ
な、何をいきなり
単刀直入すぎるでしょう~」
光秀「の、信長さんストレート過ぎです」
信長「何を言っているんだ
お前のように、回りくどいことをしても、
先生のお気持ちは変わらん
こういう時は、誠心誠意お願いする
それでも駄目なら、綺麗さっぱり諦める
そういうものだろう」
光秀「ええ~~~~っせっかく、ここで根回し
してきたのに」
やっぱり、アンタが一番策士だよ
でも、信長さんの考え方は嫌いじゃない
透明「悪いけど、前にも話したとおり、
私は宗教を起こす気はないです」
秀吉「まあ、そうなりますわなぁ~」
透明「」
家康「透明先生、何も先生が動く必要はないんですよ」
透明「はい」
家康「儂ら、特にワシと信長さんは、もういい歳です
このまま教団を維持するにしても、跡取りの問題もある
そういう意味でも、新しい指導者を立てるのは
かなり大変でして・・・。」
信長「まあ、俺の息子は、跡目を継ぐつもりはあるが、
家康さんの息子は跡目を継ぐ気は無いようだし
俺のところも、跡目を継ぐ気だけで、情けない話、
ロクに修行もせんで、神からも認められておらんからなぁ」
透明「・・・・跡目問題か・・・」
光秀「そういうこともあり、先生にお願いがあるのです
信長さん、家康さん、秀吉さん、私の宗教を
一つにまとめ、一大勢力となる宗教を作り上げては
くれませんか」
透明「はい~~~~っ
な、何言ってるんですか
信長さんや家康さんの理由なら、なんとなく
わかりますけど、何で秀吉さんや光秀さんまで、
自分の宗教を人に渡す気でいるんですか
そういうことなら、光秀さんや秀吉さんが、
信長さんや家康さんの宗教を継げば良いんじゃ
ないですか」
信長「そうもいかんのだよ
俺らは、今現在、信仰している神仏が別々だ
今更、統合などということは、俺らが良くても
神仏が許さんだろう
そういう意味でも、神仏に対して別け隔てが無く、
多くの神仏と交流があり、認められている先生なら、
神仏も納得していただける」
家康「先生は、儂らの神とも友のように接しておるし、
儂らの神も、納得済みなんですよ」
透明「いやいやいやいや
何で、私の知らないところで、勝手に神仏に
承諾得ているんですか」
光秀「私と秀吉さんも、先生であれば御任せできますし、
私達も見てみたいのです
この国最大規模の宗教の誕生を」
秀吉「私らの教団全てを統合すれば、国すら動かせる
魅力的な話だと思うのですが
それに、私達は引退するのではなく、先生の手足となって
サポートさせていただきます
先生は、教祖として立ってくださるだけで良いのです」
家康「いかがかな」
透明「う~~~~ん」
私が教祖
皆さんなら、こんな話、受けますか
続く・・・。
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