秋だねぇ~・12

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秋だねぇ~
・12
透明「次は、栄養吸収量の認識だけど、
これはさっきの表を駆使して、
自分に合った食事を心がけるように
してくれれば、自然と痩せることは
できると思うよ
」
恵那「あ、あの~
」
透明「んっ
」
恵那「食べ物はわかったんだけど・・・。
時間は

やっぱり、夜遅いとダメだよね~
」
まだ、諦めて無かったのね

透明「う~ん
・・・完璧にアウト

とは言いづらいかな~
」
恵那「えっ
うそ
」
透明「夜、寝る前に食べると太るというのは、
寝ている時間に食べ物が消化吸収し辛いと
いうところからきているんだ
だから、さっきも言ったように、吸収し辛い
食べ物は、ストックとして脂肪に変えられる
つまり、吸収が得意な食べ物であれば、
通常よりは吸収が早く、エネルギーとして変換
されるから、そういったことも踏まえて
考えてみると良いかもしれないよ
」
恵那「ち、ちなみに、夜食べてから寝るまで、
吸収が良い食べ物の場合って・・・。」
透明「それでも、1時間半くらいはあけた方がいいよ
基本、睡眠時間は内臓を休ませる時間でもあるから、
なるべくは休ませてあげることが大切だし、
得意じゃない食べ物は、4時間、
どちらでもない物は、2時間半はあけてから
睡眠に入る方が得策だと思うよ
」
恵那「わ、わかった
1時間半ね
」
やめる気ないんだね・・・
透明「さてと、これは以上で良いかな
」
恵那「あっ
ちょ、ちょっと待った
」
透明「
」
恵那「ち、ちなみに、得意じゃない食べ物を
得意にする方法ってあるの
」
透明「ああ~
無いことは無いかな
」
恵那「プリ~~~~ズ
」
透明「はぁ~
・・・・何でも知りたがるけど、
あまりオススメはしないよ
」
恵那「
」
透明「得意じゃない食べ物を得意にするというのは、
体質変化を起こさないといけない
できない方法ではないけど、それをするには
結構大変な作業が必要になると思うよ
」
恵那「そ、そうなんだ

ち、ちなみに、できないと思うけど・・・。」
透明「まったく
やり方としては、さっき言っていた内的筋肉を
しっかりと鍛えて、内臓機能を活性化して、
フル代謝を起こすために、外的筋肉もある程度
つける必要がある
その後は、精神的な成長を促すために、瞑想や禅、
断食などを繰り返し、食材とする物の気を取り入れる
概念をしっかりと身につける必要があるんだ
」
恵那「はい
最初の一行で断念しました
ちなみに・・・。」
透明「まだあるんかい
」
恵那「円さんとか、怜さんて、一回会ったことあるけど、
凄いスタイルいいじゃん
女の私から見ても、目を奪われたくらいだから、
やっぱり、そういった事して、あのスタイル
キープしてるの
」
透明「うっ
・・・そ、それは・・・
」
恵那「
・・・・何か隠してるでしょ~
」
透明「れ、怜はよくわからんが
円は、ちと力の源が違うと
言うか、何というか・・・
」
恵那「ええ~~~っ
何で~~~教えてよ~
それに、円さんと何時になったら話しさせて
くれるの~~~

魔法使いに密着取材とか、ちょ~テンション上がりそう
なんだけど~~~
」
はぁ~
・・・この前の鑑定で、恵那と円を合わせたのは
失敗だったなぁ~

変に好奇心を満たすと、恵那が円化しそうだし、
何とか誤魔化さないとなぁ~
透明「円は、本当は、怖~い魔女なんだぞ
だから、あんまり興味をもっていると、
魂を取られちゃうぞ
」
恵那「・・・・先生
・・・私、いつくだと思ってる
」
透明「あっ
」
恵那「小学生じゃあるまいし
そんな手に引っかかるか~
」
透明「わ、わかったよ~

でも、あいつ、本当に忙しいから、今度聞いておくけど、
期待しないでくれよ
」
恵那「そっか~、忙しいんだ~
でも、楽しみにしてよっと
」
ううっ
・・・円に関わると、ろくなことが無い・・・。
透明「まあ、そういうわけで、あいつも場合は、
魔法力を使えるから、そこまで努力しなくても
色々とできるんだと思うよ
さて、次に進もうか
」
恵那「あっ
なんか誤魔化した~
でも、魔法かぁ~
そうか~~~
」
何か、妄想膨らんでるけど
今のうちに次に進んでおこう
続く・・・。
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