親睦かい(会)?・3
親睦かい(会)・3
大きな広間には、中堅どころの宗教や
なかなか大きな宗教の教祖様までいる・・・
透明「(何なんだこの会合は・・・。)」
この会を主催した代表者が登壇し、
親睦会の開催を宣言する・・・。
しかし、何人いるんだ
皆さんは、あまり知らないかもしれないが、
この国の宗教は、複数に枝分かれしていて、
大小合わせても1000以上あるとされている
ここに集まっている宗教家も、所詮は関東一帯の
宗教でしかないと思うが、それでも結構な数が
揃っているように見える
透明「こ、こんな親睦会があるなんて・・・」
教祖「すみません先生
別に、先生に何かしてもらおうという
気は無いので、食事を楽しんでいただければ
良いのですが、私のような弱小宗教ですと、
ここでは意見も言えないので、先生がお近くに
いるだけで助かるんです」
透明「あ~そういうことね・・・」
前々から思っていたけど、やっぱり君が一番策士だよ
私が呼ばれた理由が分かると、私は取り敢えず座って
食事をしていれば良いということが理解できた
まあ、今日は食事を楽しみながら、傍観しているか
前にもお話したことがあるが、私は宗教というものが
あまり好きではない
私も御山には属しているが、別に宗教家というわけではなく、
あくまでも修行させていただいたお礼として、仕事を請け負って
いるだけで、宗教の普及に貢献する気もない・・・。
だからといって、宗教を否定する気もない
宗教は心の拠り所としては大切だし、一般の人が
神社や仏閣を通じて神仏と交流するには、宗教の役割が
大きいのも理解しているからだ・・・。
私が宗教をあまり好きではない理由は、その教えが
偏っていることがあるからだと思う
新興宗教の中には、大きな事件を起こした宗教もあるが、
そういったことが、全て偏った偏見により起こされた
ということを知っている
そういう意味では、ぱっとみここに集まっている
宗教はまだ問題が少ないように感じるが・・・。
それと、誤解があるといけないので、言っておきたい
のですが
私は宗教があまり好きではないが、宗教家の考えは
嫌いではないのです
神仏や宇宙、人間の内在的観点、色々な人間が
色々なことに興味を持ち、研究している
そういう意味では勉強になることも多いし、
まあ、簡単に言えば人間好きの透明先生は、
極端な発想をしている人間は好きだし大好物という
ことに他ならないのかもしれません
ということで、責任の無い場所で、論争が行われる
ということであれば、ちょっとこれからの流れが
楽しみであったりもしている
透明「まあ、見てるだけで良いなら、楽しみますか」
そう言いながら、近くの丸テーブルに座る
次回、椅子取りゲームです
続く・・・。
参考記事鑑定ファイル108『哲学への道』
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
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