感受の法則・7
感受の法則・7
透明「智則くん
ちょっと、休憩しよう」
智則「はい・・・」
ちょっと、落ち込んじゃったかな
透明「智則くんは、霊感って何か
考えたことある」
智則「えっ・・・霊が視れる眼」
透明「あははっ確かに、霊が視えるという
ことはあるけど、そうではなくて、
何のためにあると思う」
智則「えっ何の為ですか
・・・・う~ん・・・・。」
皆さんは、どう思いますか
霊感は特別な存在に与えられた眼
それとも、神が与えた奇跡
前にもお話したと思いますが、これはどんな人
でも持ちわせている眼・・・というか、視点です
ただ、この能力にはリミッターがかかっていて、
視ることができなくても生きてゆくことに
なんら支障はない・・・。
その上、この眼の本質は、空間を切り取るという
距離を無視した眼であり、一般的には目の前が
見えにくくなる不便さも持ち合わせている・・・。
霊感なんたるか
この問は、私が最初に師匠に問いかけられた
言葉でもあります
さて、智則くんは、なんて答えるのだろう
智則「う~~~~ん・・・・何のため」
結構、時間かかりそうだな~
私は、悩んでいる智則くんを横目に、
お茶を差し替えに行く・・・
霊感は、五感を超えた六感・・・しかし、この世に
存在する能力であるいじょうは、何かしらの意味が
無くてはいけない・・・。
五感が普通に使えるこの世界にとって、それを超える
六感は、一般の生活に溶け込むとはできないでいる
それは、何故なのか
私も、改めて自分に問いかけながらお茶をいれていた・・・。
続く・・・。
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