秋だねぇ~・2
秋だねぇ~・2
二階へ急ぐ透明先生
加瀬「ま、まって透明さん」
それを急いで追ってくる加瀬さん
「ドンドンドン」
透明「お~い恵那~~~」
恵那「来ないで~~~~
先生の顔なんて見たくないの~」
透明「が~~~~~~~~ん」
加瀬「あ~あ~っ間に合わなかった」
娘に拒絶される父親の気持ち・・・。
ちょっと、頭が真っ白になっている私を横目に、
加瀬さんが割って入る
加瀬「恵那いい加減にしなさい
透明さんに、なんて口きいてるの
謝りなさい」
恵那「・・・・・。」
加瀬「恵那流石に怒るわよ」
透明「加瀬さん・・・いいんです・・・あははっ・・・
今日は・・・帰ります・・・」
加瀬「透明さん・・・
恵那透明さん、魂が抜けちゃったみたいに
なってるじゃないのよ~~~
今にも真っ白になって、燃え尽きちゃいそうよ~」
加瀬さん・・・明日の○ョーじゃないんだから、
その表現は・・・
恵那「えっそれって、どんな状態」
恵那ちゃんも、何でそこに喰い付いてるんだよ~~~
恵那「先生・・・。」
恵那ちゃんのか細い声が扉の裏から聞こえてくる・・・。
恵那「・・・・見ても引いたりしない」
透明「えっ引く」
加瀬さんを見ると、ただ頷いている
透明「な、何だかよくわからんけど、引かないから」
恵那「わかった・・・ごめんね、さっき酷いこと言って・・・」
そう言うと、扉が少しずつ開いてゆく・・・。
透明「」
次回、恵那ちゃんに何が
続く・・・。
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