2020年3月4日、逆行中の水星がみずがめ座へ。春へと、ゆっくり歩みはじめる。
2020年3月4日、20:07に逆行中の水星がみずがめ座に戻ります。10日の水星順行まであと少し。ここのところ、心が迷子になって理屈ではどうにもできない気持ちを抱えてきた人は、少しすっきりしてくるだろうと思います。迷う、悩むといったプロセスを経たからこそ得られるひらめきが、浮かんでくるかもしれません。
この時期、ちょっと目を留めておきたいのが3月8日、太陽と海王星が重なる影響です。すごく大きな夢、雲の上のように思っていたことってあるでしょうか。あなたの願う力と不思議なかたちで呼び合うように、この時期は夢に近づくチャンスが得られるかもしれません。想定もしていなかったような扉が、ぼんやりと見えてくることもありそうです。たとえば夢が叶った「つもり」で振る舞ってみる――自信に満ちあふれた、想像のなかで描いた自分の理想の姿のように――ということが、ひとつの契機になることはありそうです。
「絶対無理。300回くらい生まれ変わらないと無理」なんて思ってしまうならやらないほうがいいのですけれども、もし、楽しく夢想できるのであればビジョンを描いてみるのは悪くないことだろうと思います。
その一方で、太陽と海王星の重なりがもたらすもうひとつの側面として、考えがまとまらない、判断力がうまくはたらかないといった影響が出る人もいるでしょう。もしぼんやりしてしまうなら、無理して決めないほうがいいでしょうね。10日の水星順行ですっきりしない人は、16日くらいまで待ってみてください。
こういう時期、決められない・わからない・判断できないということに関し、自分を責めてしまう方というのは少なからずいらっしゃいます。まあ仕事であればなんとか知恵を絞って頑張ろうぜという話になってくるわけですが、対人関係や恋愛ではしんどいですよね。ただ、「そういう時期」なのです。もちろん星の影響がすべてというわけではありません。人間関係や環境の複雑さだって原因となりえます。ただ、自分だけが全部悪いわけではないのです。「もうダメだ俺が全部悪いんだ俺はハナクソ以下の人間だ」と単純かつ極端に考えることは、ある意味簡単なんです。脳の負担が少ないから。でも、何ひとつ解決しないのですよね。
私たちにとって大事なのは、単純化して脳に楽をさせることではありません。複雑な人生を、少しでも楽しく、うつくしいものとして生きていくことじゃないかなと、私は思います。どうにもできないときは、じっくり熟成させる時間。回り道は、最短距離では見つけられないものを見つける時間。遠い遠い夢も、自分のストーリーとして描いてみる時間。そんな発想でいることは、この時期にふさわしい行為であろうと思います。
明るい展望を持てている人も、今は少し歩みを止めている方も、それぞれに今という時期を生ききることができますように。
(以下宣伝です)
doda様のサイトで「はたらくモチベUP占い」の連載がスタートしました。仕事運中心の占い、毎週月曜更新です。
毎月の恋愛運はこちらで更新されています。
WHAT’s IN? tokyoにて、手相鑑定をしております。
占い総合サイト「占いしようよ」で、真木あかりのタロット占いをお試しいただけます。
毎週日曜日更新の12星座占い、おやすみ占いはこちらです。
2020年上半期運勢が本になりました。