呪 VS 呪符師・1
呪
暗い・・暗い・・・ここは
・・・森の中
・・・息が・・・出来ない・・・
・・・・・・ここは・・・・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
透明「ふぁ~~~~っ
まだ、眠いや~・・・・
みなさ~ん
今日は、久しぶりに出張鑑定で、京都に
来ていま~す
と言っても、鑑定は昨日で終わったので、
今日は、ゆっくり京都観光をしてから、
帰ろうと思っているところです
透明「昨日は、飲み過ぎたなぁ~
身体が重いや
昨日は、仕事の終わりに友人と会い、
久しぶりに羽目を外してしまったせいで、
ちょっと身体がだるい・・・。
私は生まれは東京だが、幼少の頃、関西で
育った時期があり、友人はどちらかというと
関西方面に多く、久しぶりに帰ると、
何故か大人数での宴会が始まってしまう
まあ、人を肴に飲みたいだけなのだが
私は、だるい身体をひきずりながら、
旅館の風呂へ
透明「はぁ~
風呂を満喫し、支度を整え、いざ
透明「女将さん
女将「なんだい
透明「あはは
また、ゆっくり来るから
女将「そう
透明「はぁ~い
昔なじみのこの旅館は、私を家族のように
迎えてくれる
気を取り直し、京都の町を散策
古都・京都は、毎回新しい発見がある
古の建物から見て取れる術式や自然調和の跡・・・。
いつも、学ばせてくれるこの町は、
私にとっての教科書のような場所だ
しばらく歩いて、八坂神社を参拝し、
ふと足を止める・・・。
透明「あれ
次回、偶然の出会いが、
思いも寄らない事態を引き起こす
鑑定ファイル122
続く・・・。
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