異世界冒険譚・31

異世界冒険譚31

次の日・・・

第3区画までゴルさんに送ってもらった

私達は・・・。

ちび「ゴル~~~~~~~っ

   気をつけて帰ってね

透明「ゴルさん色々とありがとうね

ゴル「はははっ今生の別れじゃあるめ~し
  
   仕事が終わったら、ニーゼに帰って

   来るんだろ

   ニーゼに帰ってきたら、また組んで

   仕事しようぜ

透明「あっ・・・う、うん

ちび「ゴ、ゴルあのな

ゴル「

透明「ゴルさんニーゼで会いましょう

ゴル「お、おうそれじゃぁ~な

   仕事、頑張れよ

ゴルさんは、空挺で帰って行く

ちび「透明・・・良かったの

透明「うんまだ、私の世界に帰れるかどうか、

   わからないし、何か、ゴルさんとは、

   またどこかで会える気がするから・・・。」

どんな世界でも、別れは辛い・・・

でも、縁というのは、必ず巡ってくるもの

きっと、またどこかで

おい

透明「

「お前が、ニーゼから来た闘士だな

透明「は、はい

   透明と言います

透明「

エレ「私は、エレメンタルだ・・・。

   エレと呼んでくれ・・・。」

透明「エレメンタル

いや、まてまて私の世界の言葉とは

意味が違う可能性がある

ここは、名前として受け取らねば

透明「あなたが、今回同行してくれる

エレ「そうだ着いてそうそうだが、

   行くぞ

ちび「・・・・。」

エレメンタルさん・・・大きなフードを

かぶって、半分マスクしているけど、

多分、女の人だよねぇ~

何で、顔を隠しているんだろう

この国の常識がわからないから、

突っ込んで良いのかもわからん

第3区画は、さっきまでいた第1区画よりも

自然が多い

私達は、第3区画の門を抜け、しばらく

歩いて行く・・・。

透明「しかし、本当に大きな木ですねぇ~

エレ「・・・・まあ・・・・。」

透明「エレさんは、この土地の出身

   ですか

エレ「・・・・まあ・・・・。」

透明「・・・そ、それにしても、いい天気ですねぇ

エレ「・・・・まあ・・・・。」

ちび「まあしか言わない・・・

透明「あはっあははははっ・・・はぁ~

エレさん・・・コミュニケーションとる気

0だね

こんなんで、大丈夫なのか

エレ「着いたぞ

透明「

ちび「こ、これが

私達の目の前には、大きな穴が

その大きさ、縦横、100メートルはあるだろうか

この大樹からすれば、大して大きな穴では

無いのかもしれないが、私達からすれば、

途方もなく大きな洞窟に感じられる・・・。

透明「これって、この王樹の枝折れ後って

   ことですよねぇ

エレ「ああ

透明「し、しかし、これほどの枝が・・・。」

エレ「この枝後は、小さい方だ

   だが、他のものと比べても、深い

ちび「これが、小枝程度って・・・

エレ「入るぞ

透明「は、はい

目の前に広がる闇に、足を踏み入れて行く・・・。

エレ「ブツブツ・・・。」

真っ暗な闇が、いきなり打ち払われる

エレさんが、魔法を使ったのか

透明「す、凄い

ちび「透明気をつけて

   何かが近づいてくる

透明「

確かに、何かものすごい気配が・・・。

        続く・・・。

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