Twitterの「12星座別明日の占い」の扱い方について
2017年1月1日にTwitterで「今日の占い」をつぶやき始めてまる3年が経とうとしています。
毎日ご覧いただいている皆様のおかげで、1日も休まず続けて来られました。実はこの占い、2回大きく変えておりまして、1年目は「12星座共通のその日の占い+今日のひとこと」、2年目〜3年目の途中までは「12星座共通のその日の占い」、2019年12月現在が「12星座別明日の占い」となっています。やってみたいなと思う方向性にかたちを変えてまいりましたが、受け入れていただけてとても感謝しております。
もうすぐ4年目、いろいろなご意見をいただくことも多くなりましたので、今更ながら「12星座別明日の占い」の扱い方を少し書いておきたいと思います。「自由に解釈し、活かしてもいいし活かさなくてもいい」といった感じにゆるくお楽しみいただくのが一番だと思っています。「あてはまることがあったらやってみよ」とか「まあ一応心がけとこ」といった感じでしょうか。
文章は書き手の手を離れた時点で、読み手のものです。スムーズに受け取っていただける表現に力を尽くす覚悟を持って取り組んでおります。ここに書く内容は「こうして」という強制の気持ちから記すものではありません。ただ、この記事の最後に個人的な体験を少し書いておきますが、私はどなたの気持ちもできるだけ、置いてけぼりにしたくはないのです。そのためのメモ、としてご覧いただければ嬉しいです。
Q.
月星座で読むほうがしっくり来るのだけど、それでもいい?
A.
基本的には太陽星座で、明日目指すとよい方向について書いています。が、月星座で読むのがフィットすると思われるならば月星座で読んでいただいても大丈夫です。太陽星座×月星座で楽しんでくださる方もいらっしゃいます。月星座の場合は、お気持ちの面で起こる動きと考えていただくのがよりフィットしやすいかなと思います。
Q.
(内容が)できないです/できそうにないです/無理です
A.
せっかくご覧いただいたのに、がっかりさせてごめんなさい。
私が書く占いすべてに当てはまることですが、「これをしなさい」と強制することは一切ありません。占いは修行でもなければ戒律でもありません。心理学でも、人は自分が決めたことしか頑張れないことがわかっていますし、占い師があれこれ指図するのもおこがましいと、私は自分自身について考えています。やるかどうか、受け入れるかどうか、すべて「選択」していただいて大丈夫です。「今日はスルーで!」も立派な選択ですから。
そもそも、できない、無理と感じることはいけないことではありません。どれも大事な本心であり「これは無理。じゃあ、本当は自分はどうしたいんだろう」と考えるきっかけになるからです。光だけを見て生きていこうとすれば物事の半分しか見ることはできません。自分のなかの決して明るくない部分に気づいたならば、ぜひそれを優しく見つめてあげてはどうだろうかと思います。
自分に厳しい方のなかには「無理」「難しい」と発言することで自分に呪いをかけてしまうこともあるので、つぶやく前に自分を見つめてみると、それ以上いやな気持ちを引きずらずに済むと思います。ただ、これも人それぞれなのでお気になさらずに。
単なる「ハードル高すぎ!」という意味合いで「難しい」と思われたならば、敢えて高いハードルにのぞむと良い星回りを意識して書いている可能性があります。当然ながら、できなくても構いません。「今日、あてはまるようなことがあったらやってみよ」くらいでOKです。
Q.
これはこういう意味ですか?/●●がどうなるんですか?/これは自分からですか?相手からですか?
A.
「自分について考える」ということが有用であろうと考える日は、少しふんわりと書くことがあります。できるだけ意味不明にはならないよう努力してはいますが、もし「どっちだろう」と思われたときは、自分の心に浮かんだものを採用してください。いくつかあるなら、それらを丸ごと視野に入れておくのもいいと思います。自分のなかで言葉がどう響いたのか、に注目してみてくださいね。
あまりにパーソナルなご質問にはご回答できません。個別の事象はきちんと占ってみないとわからないためです。
自分から/相手から、というのは、占いでは両方の解釈ができることがあります。どちらとも受け取れる、と思う日はそういう日なのですが、自分から少しそうしたアクションを起こしてみると、願ったようなことが起こりやすいと思います。
こういったリプライをいただいた際、ヒントをお返しすることもありますが、私が寝るなどしてタイムラインを追いきれずお返しできない場合もあるかと思います。その際は、上記のように考えていただけたら幸いです(多分、ご返答する場合も上記のような内容です)。
Q.
何時に更新される?
A.
スタート当初は前日23時〜翌9時としておりましたが、現状では前日23時〜24時頃で維持しています。一度執筆予定が立て込んで切羽詰まったときがあり、21時頃に更新しました。
Q.
まだ1日が終わっていないのに、前日に更新しないで欲しいです。
A.
すみません…
いろいろ考えたのですが、お仕事の関係により朝の更新だと読めない方がいらっしゃったり、寝る前にあれこれ考えるのが好きという方がおられたりします。「占いを通して考える」「占いを使う」という、私が考える占いとの付き合い方において前日更新のほうが理想だと思い、23時頃更新とさせていただきました。1時間だけ、目をつぶってやっていただけると幸いです。
(個人的な体験について)
もうずっと昔のこと、毎日の占いを心のよすがにしていたことがありました。精神的に辛い毎日を送っていました。たまにその占いがシステムトラブルや占い師さんのご都合で見られないときは、不安でいっぱいになってしまうこともありました。今から思えば、心の支えであったと同時に、「どうにかしてその占いをもって現状が良くなるという希望を見出したい」という願いーー今から思えば、執着だったかもしれませんーー祈るような気持ちで何度もリロードしては配信を待ちわび、こうも捉えられるああも捉えられると文字を追っていました。
私が「自由に緩やかに解釈して欲しい」と考えていても、思いつめていると「自由」や「緩やか」はとても難しくなることがあります。本来は「こう読んで」と読み手の方に強制するようなことは控えたいのですが、ひとりぼっちで辛さに耐え、暗闇のなかで手探りで文字を探していたかつての私のような方がいたならばと思って書きました。できたら占いに振り回されないように「使って」いただくのが占いとの健康的な付き合い方と思いますが、それはまた別のお話としましょう。真っ暗な穴の底でふるえているときには、使うほどのエネルギーも出にくいものですから。
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