異世界冒険譚・22
アカ「う~~~~~む~~~~
信じられん・・・
ゴル「透明
そんなこともできるのかよ
透明「い、いや、血反吐くほど修行すれば、
誰でもできる技術だから
ちび「血反吐
アカ「と、とにかく、お前は規格外の力を
持っているということはわかった
透明「き、規格外って
アカ「そこでだ
というのが、お前さんにある依頼を
受けて欲しいんだよ
透明「依頼
アカ「ああ
申し分ないと思うのだが、この依頼は、
お前さんの同意が必要なのと、
お前さんの実力を見た上で判断しなければ
受けさせることができないんだ
透明「
アカ「実はな、この依頼は、ここから別の町へ
行ってもらわないといけなくなる
その内容というのが、エンヤの町の協会から
の依頼となっていて、腕の立つ闘士を派遣
して欲しいと言うことなんだよ
透明「エンヤ
ちび「透明
透明「
ちび「エンヤって、これから向かう場所の目と鼻の先
にある町だよ
透明「ま、まじで
アカ「なんだ、透明はエンヤに向かっているのか
それなら、丁度いい依頼だ
ただ、この仕事には、最低限魔法に対する耐性が
必要ということでな
最初は私を指名して来たのだが、私は忙しい身
なのでな
探していたんだ
そこで、お前さんの出番というわけだ
ただ、実力は申し分ないのだが、魔法耐性に関しては
調べてみなければならない
ということで、もしこの依頼に興味があるようなら、
明日、魔法に対する耐性があるかどうかを調べて
みたいのだが・・・どうだろう
透明「それは、願ってもない依頼ですよ
お願いします
アカ「よし
サリ「はい
透明「えっ
私の目の前に、沢山の金貨が
アカ「20000キュラある
透明「に、日本円で200万
アカ「本当は核が買い取れれば、さらに
300000キュラで買い取れたのだが
透明「三千万円~~~
ゴル「す、すげ~~~~っ
うわ~~~っ
豪邸が建てられたぞ~
す、すみません・・・
アカ「ちなみに、今回依頼する仕事は、
参加報酬だけで25000キュラ
成功したらその倍だそうだ
透明「500万
アカ「とにかく、明日は耐性を調べるから、
朝イチにここにきてくれ
透明「わかりました
そいういと、やっとこさ宿へ帰る・・・。
宿に帰った瞬間、またもや、ちびにゃの腹の虫が
鳴きまくったので、仕方なく食事をすることに・・・。
透明「ゴルさん
ゴル「えっ
透明「えっ
ゴル「いやいやいやいや
それに、俺は何もして・・・
透明「何いってんの
してくれなかったら、危なかったし、
仕留められなかったよ
だから、半分こね
ゴル「透明・・・お前、本当に良いやつだなぁ~
それじゃぁ~、ありがたくいただくよ
そのかわり、ここの食事代は俺持ちだ
存分に喰って飲んでくれ~~~
そんなわけで、遅くまでゴルさんに付き合わされ、
ヘロヘロな一日が終わった
そして次の日・・・
昨日、非常食を買うのを忘れていた私は、
例のごとく、朝からちびにゃの腹の虫に
起こされることに
次回、この世界の信仰が垣間見えます
続く・・・。
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