異世界冒険譚・20
しばらくして、ゴルさんが戻ってくる・・・
ゴル「お、おい
透明「うん
もっと楽だったんだけどね
これも、ちび・・・クーニャ様のおかげだよ
ちび「・・・・
透明「あれ
ちびにゃが、グラーグスの前で黙りこくっている・・・。
透明「どうしたの
ちび「ううっ
透明「さすがのちびにゃでも、気持ち悪いか
ちび「ええ~~~~い
消えてしまう前に、意を決したちびにゃが、
グラーグスを食す
ちびにゃがグラーグスを食べた後には、当然核石が
ゴル「す、すげ~~~~っ
透明「確かに、見事だねぇ~
シーケアルの3倍はあるし、これって・・・。」
サファイアだよなぁ~
研磨はされていないけど、凄く綺麗で大きい
これ、私の世界に持って帰れないかなぁ~
なんてことを考えながらも、核石をゲットし、
意気揚々と森を抜ける2人と気持ち悪そうにしている
神獣さん
何とか、空挺に戻った時には、既に日が暮れていた
透明「ちびにゃ
ちび「レベ
増えたけど
まだ、気持ちが悪い
透明「そ、そっか
ゴル「さぁ~~~~て
帰ろうか~
透明「いやいや
それよりも・・・(また、空挺酔いしそう・・・
案の定、ニーゼの町に着いたときには、
ちびにゃ同様、私も空挺酔い
していた
ゴル「なんだいなんだい
透明「い、いや、ごめんなさい
ちび「ゴル~~~
ゴル「いや
報告した上で、核を査定してもらった方が
高値がつくと思いますので、協会へいきましょう
透明「ううっ
元気いっぱいのゴルさんと少し立ち直ったちびにゃ
未だ、空挺酔いから抜けられない透明の三人は、
一路、協会へ・・・。
協会へ入った後、受付はゴルさんとちびにゃにお任せ、
入口近くのベンチで休む透明先生・・・。
透明「うううっ
戦いよりもキツイなんて・・・空挺恐るべし・・・。
しばらくすると、何やら受付が騒がしくなる
ゴル「と、透明
ちょ、ちょっと、協会のお偉いさんが
会いたいってよ~
ど、どうする
透明「えっ
パスできるの
ゴル「い、いや
だったら、聞くな~~~~っ
透明「わ、わかった・・・
フラフラしながら、協会の裏へ・・・。
次回、何だか面倒なことに・・・。
続く・・・。
ポチしてくれると励みになります