異世界冒険譚・4

異世界冒険譚

透明「

空を見上げた私の眼に映っていたものとは

透明「・・・

「(ねこねことは何だ)」

透明「い、いや、すみません・・・・

   (え~っと・・・マジマジと見ても

    猫だよなぁ~しかも、子猫・・・。

    んっ猫って、羽はえてたっけ

    ・・・・・・いやいやいやいや

    どんな種類でも、猫には羽がある

    なんてことは、無いだろう~)」

「(何をごちゃごちゃ言っているのだ)」

透明「あっ、そっか
   
   思考を読まれているんですもんね

   失礼しました私は透明と申します

   あの・・・あなた様は・・・

ニャ「(わしらを知らんのかわしらはクーニャだ)」

透明「クーニャ

ニャ「(本当に知らんのかこれでも、神の使いぞ)」

透明「か、神の使い神獣

ニャ「(・・・・お前さん・・・・

    ・・・・・何処から来た)」

透明「えっ

ニャ「(どうもお前さんの存在自体が不可思議

    なんだよなぁ~)」

不可思議なのは、クーニャも同じなんですが・・・。

ニャ「(わしは、不可思議じゃないぞ)」

透明「あっあははっ、全部伝わっちゃうんだった

   やりにくい・・・

ニャ「(なぁ~にお前さんが何を考えておろうが、

   大したことではないそれより、先程の質問だが)」

透明「そ、そうでした私は、日本から参りました

ニャ「(にほん・・・何処じゃそこは)」

透明「う~ん・・・地球にある日本という国の東京から

   来たのですが・・・知りませんか

ニャ「(・・・地球・・・日本に東京・・・知らん)」

透明「うっそ、そうですか・・・。」

ニャ「(この星は、地球ではあるが、日本などという

    国は存在せんよ)」

透明「えっちょ、ちょっと待ってください

   今、この星が地球と・・・

ニャ「(そうじゃよ)」

ど、どういうことだ

一体、この世界は・・・・・。

         続く・・・。

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