カモ~~~ン~ヌ!・11
カモ~~~ン~ヌ・11
透明「そうじゃなくて
子孫にわかるようにご先祖様が、ちゃんと見える所に
血脈の才能を記してくれているじゃない」
一郎「へっどういうこと」
透明「つまり、ご先祖様は子孫に家系の才能がわかるように
ちゃんとメッセージを残してくれているんだよ」
一郎「それって」
透明「その家系を表す、呪術的紋様
ご先祖様からのメッセージとして、
後世に引き継がれたもの
つまり、家紋だよ」
一郎「カモ~~~~~~ン(家紋)
マジですか~~~ あれって、
そういう意味のものだったんですか~」
透明「そうだよ
ちなみに、一郎さんの家の家紋って
何か教えてくれる」
一郎「えっ」
透明「んっどうした」
一郎「・・・・えっと・・・あの・・・」
透明「もしかして・・・知らない」
一郎「い、いや見たことはあるんですけど・・・
興味がなかったというか~」
透明「それじゃぁ~そういうことで
さようなら~~~~~」
一郎「ちょ、ちょ、ちょっとお待ちを~~~
お、俺、今、実家に連絡して聞きますから
おねげぇ~しますだ~~~~」
透明「あはははっわかったよ」
一郎「でも、実家の親って知ってますかねぇ~」
透明「君の親だよ
君を立派に育てたご両親が知らないはずはない
と思うし、親の世代なら紋付きの着物や袴を
持っていたり、お墓にも家紋はついている
はずだから、知っていると思うよ」
一郎「そ、そうですよね
あはっあははははっ」
そう言うと、そそくさと待合室で電話する一郎さん・・・
さっきのは冗談として、皆さんの中にも
ご自分の実家の家紋を知らない方がいらっしゃると
思いますので、是非この機会に調べておいてくださいね
一郎「せ、先生 わかりました」
透明「OKそれじゃぁ~それは後で聞くとして
少し説明するけど、もともと家紋というのは、
いつ出来たものだと思う」
一郎「家紋の起源ですか
う~ん・・・江戸時代とか」
透明「残念家紋の始まりは平安時代
時の陰陽師や呪術師が国政を担っていた時代なんだ
この当時、家紋はその家を表すだけでなく、
世の中に対して、その家系がどのような能力を有し、
どのような役割をもたらすのか
を区分けするためにも使われてきたと言われている
そういう意味では、家紋を見ることで、
その家系がどのような能力を持っているのか
というのがわかったりもするんだ
そこに産まれる子供は、その家系の強みと願いを
秘めた血を受け継ぎ、その能力を発現できるかどうか
によって、人生が変わったりもする
家紋は子孫を繁栄させる力を秘め、人としての能力に
プラスの力をもたらしてくれる大切なもの
ちなみに、さっきも言ったように、女性であれば
結婚をした時点で家が変わるため、自分の家紋は
嫁ぎ先の家紋と思われがちだけど、家紋の効果は
血に受け継がれるから実家の家紋が影響しているんだ
これは一生変わることのないものだから、ちゃんと
覚えておいてね」
一郎「な、なるほど~そんなに深い意味が・・・。」
透明「昔は、このことが当たり前だったから、
自分の家系の能力に足りない能力をもった人を
迎え入れて、次世代を益々繁栄させるための
結婚もあったと言われているんだ」
一郎「そうなんだ~ でも、この血筋の才能って、
それだけ絶大な力があるってことでもあるんですよね」
透明「そうだね もちろんこれもさっき言ったように、
家紋に込められた才能を上手く発現することで、
家徳が高まる仕組みだから、何よりも大切なのは、
自分自身の家徳を高めることが重要だと思って
おいてね」
一郎「りょ、了解しました」
次回、家紋の説明で~す
続く・・・。
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