カモ~~~ン~ヌ!・6

カモ~~~ン~ヌ・6

一郎「つまり、自分の本当の理想を知って

   おかないと、失敗する可能性が高いって

   ことですよね

   もし、妥協して付き合ったり、結婚しても、
 
   上手く育んで行かないと、途中で愛情が冷めて

   しまうこともあるから、悲しい結果になる

   可能性もあるのか~

   う~ん・・・難しいもんですねぇ~

透明「まあ、こういう風に理論的に説明すれば

   こんな感じになっちゃうけど人間て感覚的に

   それを見極めて相手を好きになったりもするから、

   あまり難しく考えなくてもいいよ

一郎「ま、まあ、もともとそんなに難しく考えられる

   質ではないので、ここは自分の理想を覚えておきつつ

   突っ走ろうと思っています

   ただ・・・・・。」

透明「ただ

一郎「う~ん・・・それって、相手にもあるんですよねぇ~

   そのお相手の理想というか、こちらに求める条件というか

条件・・・・さっきからこの言葉が・・・・

透明「ああ~~~~~~っ

一郎「ビクッ

   ど、ど、ど、どうしたんですか~~~~

透明「あっご、ごめん

   でも・・・・(わかっちゃったかも)」

一郎「

透明「(これは、後で説明しよう)

   ごめんねまずは、その疑問を先に説明しようね

一郎「

透明「一郎さんの言うように、確かに相手にも

   その理想があるよね

一郎「それって、わかる方法ってあるんですか

透明「無い

一郎「無いんか~~~~い

透明「あははっまあ、相手の理想というのは、

   相手の中にしかないからね~

   でも、相手の理想をわかる方法は無くても、

   予想することはできると思うよ

一郎「予想ですか

透明「うん

   もちろん、さっきの質問を、相手の人にする

   のも良いと思うけど、そういったことができない

   うちは、しっかりと洞察することだよね

   相手が話しかけてきたり、近づいてきたりする

   ときには、お相手も君に興味を持っているという

   ことになる

   つまり、お相手も、一郎さんが理想に近い人か

   どうかというのを見極めに来ているということ

   だから、君の中にその理想があるかもしれないと

   思っているということなんだ

   そういう意味では、相手の視線をよ~く見て、

   相手の瞬き回数をはかると良いと思うよ

一郎「瞬きの回数ですか

透明「うん

   目というのは言葉よりも真実を語るものなんだ

   よく、嘘をついている時は、まばたきの回数が

   増えるとか言うけど、これの応用だね

   つまり、相手が社交辞令を言っていたり、

   気を使っていたりすると、まばたきの回数が

   増えるんだ

   逆に、確信に近いことを言う時には、瞬きの回数は

   極端に少なくなるから、何か質問されたときに、

   まばたきの回数が減ったら、その質問の答えが

   その人にとって非常に大切だということがわかる

一郎「つまり、相手が自分の理想に合っているか

   見極めようとしているときには、瞬きの回数が

   減るから、その質問に対応した答えが、その人の

   理想である可能性が高いってことですね

透明「そういうこと

一郎「なるほど~いや~勉強になる

透明「さて、それじゃぁ~そろそろ本題に入って良いかな

一郎「はい

次回、一郎さんがお相手を見つけられない理由が・・・。

          続く・・・。

   
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