親睦かい(会)?・6

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親睦かい(会)
・6
信長「さて、皆の衆
それぞれの啓示は、揃っているのか
」
光秀「ええ
」
家康「啓示と言えるかはわからんが・・・
」
秀吉「はいはい
聞いてきましたよ
」
透明「啓示
」
光秀「ええ
我々は、各々が信仰している神や仏に
啓示をいただいて来ているんです
」
秀吉「まあ、今後の日本や世界について、
どのような教えを広めてゆけば良いか
話し合うということですよ
」
家康「どの宗派も、それぞれ信仰対象が違うのでね
要するに、情報交換をしているということです
」
透明「なるほどねぇ~
」
さてさて、皆さんは宗教の教祖に対するイメージが
色々とあるとは思いますが、基本的に彼らは、
それなりの能力者であり、厳しい修行を経て、
神や仏と直接交信できるスキルを獲得しています
もちろん、中にはそういった能力も無く、色々な宗教の教えを
掻い摘んで自己都合での教えを説いている輩もいる
ようですが
そういった宗教は、実際、力のある宗教が
目を光らせ、潰して行くような動きもあります
要するに、そういう宗教紛いの者達が、事件や事故を
起こすことで、自分達の宗教イメージが悪くなるのを
抑制するということにつながるのですが、それでも
事件や事故が無くなることが無いのは、それだけ毎年
新しい宗教ができているということでもあるのです
そしてこれも皆さんに、覚えておいて欲しいのですが
いくら有名な宗教であれ、先程この4人が話したように、
宗教一つにつき、信仰対象は一つ
という原則は変わりません
そのため、神や仏の仰ったことは、その宗教では絶対
その上、受け取り手が間違った認識を持てば、信者にも
間違った教えが広まってしまうこともあります
そういった意味では、こういう会合は有益なのかもしれません
信長「さて、俺の方から話すが
やはりこれからの時代は、動乱の時代に入る啓示を
もらっておる
人が人と結ばれず、憎しみ傷つけあう世が
この数百年の課題となるとのことだ
」
秀吉「私の方も、同じような暗示がありました
我が神は、戦争も視野に入れておりました
」
光秀「戦争ですか
私の方は、其処までは仰ってはいませんでしたが、
社会的ルールの崩壊は、示唆されていました
」
家康「戦争は、無いのではないかな
確かに、動乱の世が来ることは想像できるが、
そこまで大きな危惧では無かったように思う
それに加え、新たな世界の幕開けという
明るい未来の啓示もあったのが救いだと
感じたのだが・・・。」
秀吉「我が神が、嘘を言っていると
」
家康「いやいや
そうは言っておらんよ
未来の光明があるということは、戦争という
選択肢は回避されるのではないか
という
意味じゃよ
」
光秀「秀吉さんの神様は、気性が荒い方ですからね~
」
秀吉「何を言うか
我が神は、軍神ではあるが、決して平和を望まない
御方ではない
我が神の懐の深さを侮るような発言は許さないぞ
」
光秀「いえいえ
そういう意味ではありませんよ
失礼に聞こえたようであれば、謝ります
」
秀吉「ふん
」
信長「おい
くだらんことを言ってるんじゃない
どの神仏も世を憂いていることには変わらんだろう
そういう危うい時代になったということだけが、
大切だと、わからんのか
」
家康「しかし、光明は・・・。」
信長「お、おお
そうだったな
光明があるということは、動乱がある中での光明だ
そういう意味でも、まずは信者に動乱に備える
ように指示し、多くの者を守る準備が必要になる
」
透明「・・・・。」
はぁ~
・・・まあ、当たり前だけど、自分の信じる
神仏の啓示は、曲げないんだよなぁ~

信長さんが、中心となっているように見えるけど、
それぞれ腹にあることは、まだ出していない感じか
しかし、つくづく思うが、神仏もお一人のお言葉だけを
聞いてしまうと、その真意が受け取れなくなってしまう
こともある
そういう面では、受け取り手の感性も大切だし、
神仏の語り癖も理解しないといけないのかもしれない
全体を視て話す方、一側面だけを話す方、
長いスパンで世を視ている方、極論を伝え考えさせる方、
まあ、神仏も性格があるから、中々すり合わせるのも
大変だ
ましてや、自分の神や仏は絶対の教祖様達だから、
意見を曲げるようなことはしたくないだろうし
やれやれ
続く・・・。
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