感受の法則・5
透明「い、いらっしゃい
智則「先生
まだ、一週間ですけど・・・
透明「え~っと~
智則「先生
透明「えっ
智則「はい
これで、責任持って相談にのれます
透明「そうじゃな~~~~~~い~~~~~
智則「えっ
依頼を受けないと男じゃない
言ってたじゃないですか~
透明「そんなこと、一言も言ってな~~~~~い
しまった~
この前の話をどう取れば、男じゃないって根性論になるんだよ
透明「はぁ~~~~~~っ
智則「そんなに、長いため息ついて、どうしたんですか~
透明「(もうこれは、人災と言うしかない・・・
恵那の男バージョンかよ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
恵那「へっくちゅん
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
透明「はぁ~~~っ
どういう話になったの
智則「はい
透明「それって、君がやるの
智則「はい
透明「だから~
智則「えっ
・・・まあ、何らかの関わりが
あるときもあるけどね
透明「・・・・(し、しまった~
智則「だから、まず霊が関わっているかどうか
俺が調べて来ますよ
透明「どうやって
智則「俺が霊感で・・・
透明「今、使えないのに
智則「それは、先生から指導してもらって
透明「ここまで来たら、私が直接視たほうが
早いんじゃないの
智則「男の面子がありますから
そこは、俺に任せてくださいよ
現代に帰ってきてくれ~~~~っ
透明「はぁ~~~~~~~っ
智則「ニコニコ
能力を失ってから3年か
正直、やっと閉じた異能なのに、何でまた
開かんとならんのだ
しかし、困ったなぁ~
一度閉じたものを、再度開くとなると・・・。
透明「仕方がない・・・ゴソゴソ・・・はい
智則「鍵
透明「法具
君の場合、一度感覚を知っているから
開けば視えるのに時間はかからないと
思うよ
ただし
必ず閉めるからね
それだけは、約束して
智則「わかりました
そこは、昔男子でよろしい
透明「さてと、それじゃぁ~使ってみようか
続く・・・。
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