【ご質問にお答えします】育った環境ゆえに不和を起こして自己嫌悪に。このループから抜け出すにはどうしたらいいか

 

 

ご質問にお答えしますコーナーをつくりました。鑑定が必要な個別のご質問にはお答えできませんが、「真木あかりは○○についてどう考えているか?」といったことがありましたらお気軽にこちらからお寄せください。ほうぼうに配慮が必要なものはご回答を控えさせていただくことがあるかと思います。ご了承くださいね。シンプルなものはTwitterで、しっかりとご回答したいものはブログで書いていく予定です。

 

今回はこちらのご質問です。

 

 

ご質問ありがとうございます。ながい年月が経って今もなお、心を曇らせる記憶を抱えて頑張っていらっしゃるんですね。それがどれほど、あなた本来の素敵な笑顔を抑え込んできたのだろうと思うと、ただただ胸が痛むばかりです。思い出も、思うにまかせない出来事が起きたときに過去に理由を求めてしまうことも、お辛かったことでしょう。頑張ってこられましたね。

 

子ども時代の環境のように自分で選択することができず、かつ長く付き合って来られた日々の苦しみというものは、ときに他人の明るいアドバイスが余計に胸に刺さることがありませんか。共感されない悲しみを抱えながらも、笑顔でありがとうと言わなければいけない。そして素直にありがとうと思えない自分がまた嫌になるんです。私はそんなふうにあなたを追い詰めるつもりは一切ありません。それでもお気に障ってしまったら申し訳ないのですが、せっかく期待をかけてご質問をくださったので、ひとつご提案させていただきます。すでに起こって変えられない過去については悲しみや怒りを受容し、これから変えていける未来においては選択をする、という方針でいかれるのがよろしいのではないでしょうか。

 

変えていけるのは未来だけです。ただ、未来に希望を抱くためには、かつての小さな自分の悲しみや怒りを受け入れてあげる必要があるんですね。だめだ、うまくいかないと責めているばかりでは、報われなかった小さな自分はいつまでもだめだよ、うまくいかないよと言われて泣いているままです。だから、あなたが人に求めた共感力を、かつての小さな自分のために発揮してあげませんか。「辛かったね」「悲しかったね」と、心のなかではっきりと言語化して、まだ胸のなかにいる小さな自分に話しかけてあげるんです。そうすれば、これから少しずつ、自分にとって良い未来を選択できる元気も出てきます。それを続けていれば、力にもなります。

 

未来を能動的に選択する、ということを意識することのメリットは、うまくいかなかったときの理由をアンコントローラブルなもの、つまり過去に求めずに済むようになるということです。コントローラブルな理由であれば、人は希望を抱けます。次はちゃんとやろうと思えるように、少しずつ今を生きるレッスンをしていけるんですね。あなたならきっと、できるのではないかと思うのです。問題のある家庭に育ったあなたではなく、ただの「あなた」として、生きてみませんか。

 

こんなことは私が申し上げずとも、すでにあなたが何度もお気持ちのなかでシミュレーションして来られたことであろうと思います。人にも言われてきたでしょう。お気に障ったらごめんなさい。

私は小学1年生から4年生まで、担任の先生から暴行を受けて育ちました。ブスだから殴るんだ、と言われながら毎日のように顔を殴打されていました。いじめていい存在だと言われていました。だからずっと自分はそうなんだと思っていました。あなたの苦しみからすれば、ささやかなものです。ただ、今はもう、大丈夫になりました。不器用でへこみやすい私ですけれど、受け入れてくれる人って、いるのですよね。あなたにもきっと、現れます。受け入れてもらっていい、と思っていさえすれば。

頑張りやさんのあなたが、どうかこれからの人生は、笑顔でありますように。

 

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