【ご質問にお答えします】失恋の乗り越え方は?
ご質問にお答えしますコーナーをつくりました。鑑定が必要な個別のご質問にはお答えできませんが、「真木あかりは○○についてどう考えているか?」といったことがありましたらお気軽にこちらからお寄せください。ほうぼうに配慮が必要なものはご回答を控えさせていただくことがあるかと思います。ご了承くださいね。シンプルなものはTwitterで、しっかりとご回答したいものはブログで書いていく予定です。
今回はこちらのご質問です。
あたたかいお言葉、ありがとうございます。大好きって嬉しい言葉ですね。
さて失恋の乗り越え方ですが、乗り越えようとすると、なかなかしんどいのではないでしょうか。乗り越えたいときというのは、失恋をしたことは理解していて、でもまだ好きなお気持ちは残っている状態です。そういうとき、理性や理屈で心を整理しようとしても、難しいのですね。「まだ乗り越えていない」と思うたびに、心は擦り切れていきます。
いわゆる「時間薬」のような発想も正しいのですが、受け入れる心の状態によってはきついです。ともすれば「あんなに好きだったのに忘れられるわけがない」という執着や、「あんなに愛していたのに忘れていくなんて、なんて自分はひどい人間なんだろう」という自責の念を生んだりします。余計に苦しむ材料になってしまう。
理屈じゃないんです。「乗り越える」というのはあくまで結果であって、失恋を受け入れるためのアクションとしないほうが良い、と私は考えています。
辛いですけれども、まずは感情をしっかり吐き出すことが大事です。優しい方なら、相手に否定的な感情を持つことをしたくないと、ぐっと自分の本音を殺してしまうことがあります。怒っちゃいけない、責めちゃいけない、オトナなら受け止めなくちゃいけない、とかですね。でも、感情ってきっちり吐き出さないと凝縮して、毒のように自分を苦しめることになります。立ち直るために、吐き出すんです。
気が済むまで泣く、ひどいと思うんだったらきちんと怒る。ひとりの時間を作って、とことん出し切ります。
一通り出し切ったら、あとは幸せになることを目指しましょうか。ここを間違えてはいけなくって、せっかく出したものをまた飲み込んで繰り返し苦しんで、とやるとよくないんです。それは何度も失恋し直すことと同じことです。
思い出も恋愛感情も、胸の痛みも、しばらくともに生きていいんですよ。大事な自分の一部です。でも、幸せになると決めて、そちらをちゃんと見て、幸せになることに時間を使っていくんですね。そうすることで、悲しみのことを考える時間をだんだん、減らしていけるのが理想的です。
たまに思い出したっていいです。人の心は、いきなりシフトチェンジしたりしません。揺り戻しはあって当然。否定しなくても大丈夫です。
そうするうちに、いつの間にか「乗り越えた」状態になるんですね。心の、悲しみがいたスペースに次の幸せも、飛び込んできたりします。
それが、今の私が考える、有効な乗り越え方です。
心が元気ならば、引っ越しをするなり、旅行に出るなりするのも良いかもしれません。これは目の前の環境をガツンと変えることで、思考や運の流れを丸ごと変えるというアクションです。結果的に、どうでもよくなるということがあります。忘れるために恋人を作ろうとするのは、少し歪んだご縁を引き寄せやすくなることが多いので、あまりお勧めしません。恋人は心の穴を埋めるためではなく、自分と相手が幸せになるためにしたほうが、いいです。
辛いですけれども、でもやっぱり私たちはうつむいて地面ばかりを見て過ごすためではなく、澄んだ空や美しい花を見て過ごすために生きていると思うのです。まあ辛いです、どうにもならないときはどうにもならんのです。いろいろ書きましたが、一番大事なことは「どんな状態でも、絶対に自分を否定しない」ことかなとも思います。どんな気持ちも、動けないことも、ふと涙がこぼれることも、全部「ほんとう」なのですから。
私に質問をくださって、ありがとうございました。
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noteで暗い日記を書いています。正直なところ、どうして自分がこんなに暗い日記を書いてしまうのかわかりませんw 多分暗いのでしょう。