カモ~~~ン~ヌ!・21
カモ~~~ン~ヌ・21
透明「次は、一風変わった紋だね」
一郎「」
文字付加紋様
透明「文字付加文様は、漢字やひらがな、
マークや梵字など意味のある文字を使い、
代表紋の意味に、その文字の意味を付加させて
作られている紋なんだ
この紋は、代表紋で得ることができない事柄が
使われていることが多いのが特徴で、戦国時代では、
旗印として使われていたこともあるんだ」
一郎「おおっ上杉謙信の毘沙門天の「毘」の旗印」
透明「武田信玄の風林火山も有名だね」
一郎「石田三成も文字だけで構成してましたよね」
透明「なかなか詳しいねぇ~」
一郎「実は、戦国武将好きなんです~」
透明「あははっなるほど
まあ、これ以外にも企業のロゴに文字を入れたり、
家紋自体に梵字や祝詞を書いてあったりと、
文字付加紋様は多様性のある付加紋様として
知られているんだ」
一郎「へぇ~なんか、格好良いですよね」
透明「そうだね
それに、ご先祖様のメッセージとしても
分かりやすいしね
さて、次に行こうかな次は・・・。」
内輪法陣
透明「これは、ちょっと説明が必要なんだけど、
家紋の外側に○とか◇なんかが施されていて、
代表紋を囲っているものって、あると思うんだけど、
これは、実は複合代表紋なんだ
それとは別に、代表紋の中とか、別にある図形は
法陣になっていて、これが内輪法陣ということになるんだ
この付加紋様は、法陣が持つ意味を付加されている
のだけど、図形の意味は・・・。
丸・・・縁をもって縁をつなぐ意味
三角・・・天地人を配し、世の中のバランスをとる意味
四角・・・四方を固め、守りの力を得る意味
菱・・・崩しの法陣として、外の理に負けない意味
バツ・・・秘密保持を配し、外的干渉を防ぐ意味
となっていて、これ以外にも、色々な形が
使われている紋もあるんだけど、ここでは代表的な
意味として、この5つは覚えておいてくれれば良いと思う」
一郎「確かに、よく○の中に家紋があるのとか見るけど、
あれは、複合代表紋なんだ~
そう言えば、確かに他にも、さっき見た代表紋に
小さい○とか□とか付いてるヤツありますよね」
透明「それが、この付加紋様で図形の意味が込められている
ということなんだ」
一郎「中々判断難しいですけど、何となく分かった気がします」
透明「まあ、最初は難しいかもしれないけど、これをきに
少し調べると色々分かってくるから面白いと思うよ」
一郎「そうですね
今度、色々調べてみようかなぁ~」
透明「さて、次に行くよ」
一郎「はい」
崩し紋
透明「代表紋を完全に崩した図柄このような紋には、
家紋の力を内側ではなく外側に影響させようという
意図が込められていて、守りよりも攻めの紋として、
戦働きや外交、営業をする家系にはよく見られる紋
なんだ」
一郎「へぇ~営業専門の家紋なんてあるんだ
でも確かに、この資料にある代表紋とは違う
家紋の中には、これがその代表紋を使ったもの
って、疑いたくなる家紋もありますよね
でも、これってこんなに崩しちゃって大丈夫なんですか」
透明「通常は、勝手に崩すのはダメだけど、
ルールに沿っているものであれば、
家紋として成立はするんだ
特に、そのルールの中で遵守しなければ
いけないのは、この家紋を代表紋を崩した紋と
神仏に認識してもらわなければならないんだ」
一郎「神様にですか」
透明「まあ、これは後で話そうと思っていたんだけど、
家紋を作る際、神仏の力は必ず必要になるんだよ
詳しくは後でちゃんと説明するけど、今、既存で
存在する家紋は、全て神仏への許可が施されて
いるものだから、いくら崩れていても、
ちゃんと効果があるから、安心してね」
一郎「そ、そうなんですねわかりました」
透明「さてと、後、話しておきたいのは、
4つぐらいかな」
続く・・・。
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